2024-12-01から1ヶ月間の記事一覧
ゴールデンウィークに買ったのに大晦日に読み終わった『国民の違和感は9割正しい』。全てを疑うことは無いにしても、少しは疑うことは重要である。水源、農業、マスメディアの危険性などをはじめ、ソーラーパネル、新NISAなどメディアでは良いとされてるもの…
『歴史学はこう考える』。歴史家がどのように歴史と対峙しているのかがよくわかる一冊。歴史研究者はどのように問いを立てて、多くの史料から何を読み取り、何をどのように疑って、如何に結論を導き出していくのであろうか。そして、何故出された結論が妥当…
『論理的思考とは何か』。これは非常に参考になった。日本での読書感想文は論理的思考に役立つのか、世界的な論理的思考の流れに乗り遅れているのではないか。アメリカ、フランス、イラン(ここでイランが出てくるのに驚いたが)の作文の型と比べて持論を展…
衝撃的なタイトルである『2028年街から書店が消える日』。2028年とは来年になると3年後ではないか。この本では出版業界に就職希望の若者とこの業界に詳しい叔父との対話方式のパートと識者へのインタビューパートに分けて、本を取り巻く業界構造の問題につ…
『月と六ペンス』。しばらく家の書棚に眠っていたが、以前紹介した「名作に学ぶ〜人生を切り拓く教訓50」に取り上げられたことから読んでみた。主人公は死後に作品が評価された画家ストリックランド。彼の存命中は自身の作品に対する世間の評価など全く気…
財務省の元副財務官であった著者が、覇権通貨を巡る国際的な興亡の歴史を展開する『強い通貨、弱い通貨』。19世紀から20世紀前半にかけて初の基軸通貨となった英ポンド、その後の米ドルの台頭と延命、ユーロの誕生と限界などを丁寧に解説する。日本円の地盤…
住んでいる地域の歴史を少しは勉強しないといけない。そんな動機で読んだ八王子市文化財ガイドブック『歴史と浪漫の散歩道』。 意外と近所である絹の道は興味深い。以前紹介した「シュリーマンと八王子」にも通じるところは面白い。毎年元旦の初日の出は八王…
上巻に続いて下巻も読んだ『「世界の終わり」の地政学』。下巻では、エネルギー、工業用原料、製造業、農業といった分野ごとに、秩序後の世界について考察されている。大国アメリカによる秩序が崩壊し、グローバル経済が従来のように機能しなくなった社会で…
『経験バイアス』。我々人間は経験を通して学習し、さまざまな環境に適応してきた。ところがその経験が罠になってしまうことも往々にしてある。その罠が経験バイアスで、本書ではその詳細を記している。経験バイアスに陥らないための姿勢、・自分の経験から…
腸は大切である。そのことを改めて痛感した『おなかの不調』。腸の声を聴いて、おなかが整う方法を見つけよう。食習慣や生活習慣、運動習慣の点でおなかのセルフケア(「傾腸」)を唱え、さまざまな腸のメカニズムなどを丁寧に解説する。精神的に重要なセロ…
叱ることは有効ではない。多くの根拠を元に叱ることの弊害を展開する『「叱れば人は育つ」は幻想』。様々な分野の4名の有識者(工藤勇一氏、中原淳氏、大山加奈氏、佐渡島庸平氏)との対談は内容の濃いものとなっている。特に、麹町中学校校長として有名だっ…
『夢を叶えるために脳はある』。3日間の集中講義の内容であるが、よくもこの内容を3日間で!と感心である。示唆に富んだ内容ばかりだが、「私たちが自分の生き方に対して問うべきは『人生にどんな意味があるか』ではなく、『どんな意味のある人生にしたい…
図書館の新着コーナーでパラパラめくっていたら、「山形」という文字が飛び込んできたことで読むことにした『銀座でいちばん小さな書店』。著者は自分と同じ年に生まれた寒河江の出身と親近感がさらに湧いた。1冊の本しか販売しない書店という、ネットで買…
『「世界の終わり」の地政学』。上巻を読んだ。第二次世界大戦後にアメリカが主導してきた国際秩序であるグローバルな経済協力と安全保障を提供するシステムが終わりを迎えつつあると主張している。最大の要因は先進諸国の急速な少子高齢化。今後は、必要と…
初めて人間ドックで胃カメラに挑戦。いきなり組織検査になり、先日診察結果を聞きに病院へ。ちょうどその時から読み始めた『がん征服』。脳腫瘍の中でも特に予後の悪い病気に「膠芽腫(こうがしゅ)」という悪性腫瘍がある。患者数が少ない希少がんの一つと…
『ストレス解消法』。ストレスゼロはあり得ない。いかにストレスを解消するかが重要なのは論を待たない。本書はハーバード大学、スタンフォード大学、コロンビア大学など世界有数の研究者たちの研究結果を根拠に展開される。気になった3点、・テストステロ…
『死ぬ瞬間の5つの後悔』。会社のセミナーで講師が絶賛していたので読んでみた。死を前にした患者たちが人生を振り返って語る言葉は深く、重く、優しさに満ちている。「人生はあっという間に過ぎていく。何も後悔せずに終わりを迎えられる可能性もある。正…
五木寛之「こころの散歩」。今年の冬に家族旅行で訪れた金沢文学館で堪能したあの五木寛之のエッセイである。前半生は「迷ったらやめる」、最近は攻めの姿勢に転じ「迷ったらやってみる」とのこと。著者が大学に上京してコーヒーを飲むようになった戦後の喫…
種の起源で有名なダーウィン。ペンギンの研究で知られるフランスの動物行動学者の著書『ダーウィンの隠された素顔』。進化論をめぐるダーウィン右派と左派の対立と抗衡を基本として、両派の間で揺れ動いたダーウィン自身の真意を探り当てようとした。長い間…
『「幸せ」を背負って』。宗谷岬から襟裳岬まで雪に閉ざされた670kmの稜線をたったひとりで63日かけて歩きぬく前人未踏の挑戦に挑んだ青・野村良太。大阪出身の野球小僧が北海道大学に入学し、抽選で入部できたワンゲル部で登山と出会い、その後北海道分水嶺…
図書館の新着コーナーにあった『名作に学ぶ〜人生を切り拓く教訓50』。現役東大生が読み解く先人たちの歩み方を紹介した1冊。この作品はこういうふうに解釈するといいのかと改めて考えさえられるとともに、まだまだ未知な名作があることに気付かされる。…
上水流涼子が帰ってきた。正月に続き読んだ『合理的にあり得ない2』。今回も頭脳明晰な貴山を助手に、知略と美貌を武器に数々の難しい事件を解決する。今回の3つの依頼は、「物理的に」あり得ない、「倫理的に」あり得ない、「立場的に」あり得ない。どれも…
『メタフィジカルデザイン』。物事を考え進めていくための「問い」と、考えたことを整理し定義するための「概念」を哲学として紹介する。哲学することの入門としての7つの「問い」の立て方。①分からないことに気づける問い②調べても、すぐに答えが見つから…
『眠れる進化』でイノベーションの概念が変わった。イノベーションは既知の組み合わせで即効性があるものと思っていたが、ほとんどのイノベーションは過去に発想されるも、時代にマッチせずに、著者の言う「眠り姫」状態に陥る。得られた教訓は「いまは成果…
最近は語学の勉強が疎かになっている。少しでも勉強するきっかけにと、図書館の語学コーナーで見つけたの『大人のための「超手抜き」英語勉強法』。手抜きして英語が上達することを期待したが、さすがに手抜きにもポイントがあった。著者曰く、「目的を設定…
今日はJ1プレーオフ準決勝。モンテディオ山形の応援のため天童へと向かっているが、ちょうどこのタイミングで読んだ「日本で一番サッカーを観ている解説者」である林陵平の『林陵平のサッカー観戦術』。林陵平も以前モンテディオ山形に在籍していた。ヨー…