2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

【MB2024-105】バイデンを操る者たちがアメリカ帝国を崩壊させる(古村治彦)

6月にバイデンとトランプとの討論会を開催するという異例のアメリカ大統領選。『バイデンを操る者たちがアメリカ帝国を崩壊させる』では、バイデン政権の背後で影響力を行使する勢力がアメリカの崩壊を招く様子を描いている。ウエストエグゼク社に集まる高…

【MB2024-104】量子力学は、本当は量子の話ではない(フィリップ・ボール)

今回は試しにChatGPTに聞いてみた。『量子力学は、本当は量子の話ではない 』は、量子力学の従来の枠組みを超えた新しい視点を提供する優れた書籍。物理学の理論に対する深い理解を促し、科学の概念を再考するための洞察を与えてくれるため、幅広い読者にと…

【MB2024-103】アメリカのアジア戦略史(上)(マイケル・グリーン)

『アメリカのアジア戦略史』。分厚い本のため、読み終えるのに一週間を要した。しかもまだ上巻で、下巻が残っている。上巻は、アメリカ建国から1960年までのアジア戦略。特に、20世紀初頭のセオドア・ルーズベルトやマハンが地政学的大戦略によるアジアへの…

【MB2024-102】海神(染井為人)

たまたま図書館の新着コーナーで出会った『海神』。染井為人の作品は初めて読んだ。東日本大震災とその復興には、光と影がある。復興補助金を着服した闇の部分に光を当てた話。時間軸、視点を交互にして展開し、話が行ったり来たりで多少は混乱したが、話は…

【MB2024-101】独裁者の学校(エーリヒ・ケストナー)

暗殺された大統領の替え玉を養成する『独裁者の学校』。 ナチス時代を生き抜いたエーリヒ・ケストナーによるナチスへの皮肉となる戯曲作品。厳格で洗脳的な教育を受ける少年たちの生活を描き、次々を独裁者を入れ替えていくことで大臣たちは彼らを使い回して…

【MB2024-100】悩みを消す練習(枡野俊明)

今年も100冊に到達した。そんな節目に読んだ枡野俊明の『悩みを消す練習』。悩みを乗り越える上で大切なのは「気にしない」ことで、悩みを正面から引き受けて、とらわれない、縛られないことと説いている。数多く示唆に富んだ内容になっているが、中でも「意…

【MB2024-099】アルプスと海をつなぐ栂海新道(小野健、吉田智彦)

標高2418m、北アルプス・後立山連峰の北端・朝日岳から、海抜0m、新潟県糸魚川市の親不知海岸を結ぶ登山道「栂海新道」。このエリアは登ったことがなく、未知なエリアである。そんなエリアに、今から50年あまり前、全長約27kmもの雲上のアルプスと日本海の大…

【MB2024-098】週末移住からはじめよう(友枝康二郎)

長野県原村の標高1,500mに「天空のアトリエ」を構えるライフスタイルデザイナー友枝康二郎さんの八ヶ岳ライフを綴った『週末移住からはじめよう〜田舎に小さな家をもつ2拠点ライフ』。最近、自分が求めている週末移住の2拠点ライフ。著者が東京での仕事に…

【MB2024-097】風に立つ(柚月裕子)

「合理的にあり得ない」以来に読んだ柚月裕子の小説『風に立つ』。いい小説だった。盛岡市の南部鉄器工房が舞台。世代の異なる2組の親子関係が展開される。職人気質で気難しい親方の小原孝雄と38歳になった息子の悟。そして仙台で弁護士をしている庄司達也…

【MB2024-096】暗闇のサラ(カリン・スローター)

『暗闇のサラ』。何かの書評に反応して読んだ一冊。シリーズものだったため、いきなり最新作だけまず読んでしまったのは失敗した。捜査官ウィル&検死官サラの人気シリーズの第11作ということであった。この類の内容は感想が書きづらいところであるが、11作も…

【MB2024-095】プロ野球で1億円稼いだ男のお金の話(元永知宏)

図書館の新着コーナーにあり借りた『プロ野球で1億円稼いだ男のお金の話』。入団時は騒がれた選手が活躍できずにいつの間にか戦力外となり、球界から去っていくことは日常茶飯事。この本で紹介されている選手たちはまだ名が知れている感が否めないが、それ…

【MB2024-094】化学の授業をはじめます。(ポニー・ガルマス)

難しい化学反応式が出てくるのかと身構えて読んだ『化学の授業をはじめます。』。結果、身構える必要は全くなかった。主人公のエリザベスは化学者だが、ひょんなことから料理番組に出演。化学用語や元素記号を操り、肉や野菜の成分や栄養素について解説し、…

【MB2024-093】ディープ・オキナワ(渡辺考)

『ディープ・オキナワ』。復帰50年を過ぎた沖縄の縦横無尽な南国の歴史を巡り、戦争を生き延びた人々の証言を赤裸々に記したディープな一冊。「戦争を振り返り犠牲となった人々を悼む慰霊施設と、戦争をするための基地が大量に混在させられている沖縄。その…

【MB2024-092】言語の力(ビオリカ・マリアン)

「自分では1つの言語しか話せないと思っていても、実際のところ人間の脳は、複数の言語を操れるように設計されている。」と紹介する『言語の力』。2つ以上の言語を習得するとどうなるのか。例えば、・高齢者の場合、マルチリンガルでは、アルツハイマー病や…

【MB2024-091】イザベラ・バードと侍ボーイ(植松三十里)

『イザベラ・バードと侍ボーイ』はイザベラの通訳兼ガイドとしてお供した伊東鶴吉との旅物語。今回は本著から脱線して、お国自慢を。「上ノ山は清潔で空気がからりとしたところである。美しい宿屋が高いところにあり、楽しげな家々には庭園があり、丘を越え…