ジョセフ・ヒースの『資本主義にとって倫理とは何か』。曖昧なお説教と批判されがちなビジネス倫理に対し、経済学や政治哲学を踏まえた体系的理論の重要性を示す。著者の「市場の失敗アプローチ」は実践的指針を与え、人文学徒向け経済学入門としても機能する。さらに倫理学と経済学を架橋し、資本主義や市場を明確な規範的根拠から論じる点で、学生から研究者、実務家まで幅広い層に示唆を与えてくれそうであるものの、自分には読み進めるのに苦労した一冊であった(単に自分の理解が追いつかないだけであったが)。

ジョセフ・ヒースの『資本主義にとって倫理とは何か』。曖昧なお説教と批判されがちなビジネス倫理に対し、経済学や政治哲学を踏まえた体系的理論の重要性を示す。著者の「市場の失敗アプローチ」は実践的指針を与え、人文学徒向け経済学入門としても機能する。さらに倫理学と経済学を架橋し、資本主義や市場を明確な規範的根拠から論じる点で、学生から研究者、実務家まで幅広い層に示唆を与えてくれそうであるものの、自分には読み進めるのに苦労した一冊であった(単に自分の理解が追いつかないだけであったが)。
