【MB2025-127】「科学知」と「人間知」を結びつけるために(池内了)

 ドイツ関連の書籍でよく読んだ池内紀。その弟が天文学者池内了。その池内了の最終講義と銘打った『「科学知」と「人間知」を結びつけるために』。「科学知」と「人間知」という相反しそうな要素をどのように結びつけるのか。現代社会における科学技術の暴走や専門分化の問題に対し、倫理や哲学、日常的な感覚といった「人間知」との接続の必要性を説く。科学は価値中立ではなく、人間社会との対話を通じてこそ真に意味を持つという視点から、科学者の社会的責任や一般市民の科学リテラシーの重要性を強調している。

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