【MB2025-129】町の本屋はいかにしてつぶれてきたか(飯田一史)

 最近は街中から書店が消えてしまっていて寂しい。『町の本屋はいかにしてつぶれてきたか』では、戦後からの膨大なデータに基づき、町の小規模書店がつぶれてきた構造的・歴史的背景を明らかにしている。
 その主な要因は以下の2点である。
①垂直的流通と低マージン体質:取次による「垂直的流通」、定価制、返品制度、見計らい配本が、書店を薄利・低マージン体質に縛り付けた。
②需要減と競争激化:雑誌需要の落ち込みに加え、大型店やネット書店の進出が来店客を激減させ、書籍単体での利益創出を極めて困難にした。

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