【MB2024-217】弱い円の正体 仮面の黒字国・日本(唐鎌大輔)

 『弱い円の正体(仮面の黒字国・日本)』。この本は大いに参考になった。「米国の金利が低下すれば(ドル安になり)大きく円高へ傾く」という通説に異議を唱えるとともに、「今後は円の安さを主軸として、日本の教育水準の高さ、治安の良さ、経済規模の大きさ、安全保障上の有利な立ち位置などをアピールしつつ、海外から日本への国内投資を喚起すべきという大まかな方向性に間違いはない」という著者の訴えは説得力がある。デジタル赤字や対内直接投資不調の原因(人材と英語力)など、さまざまな点で勉強になった。

f:id:montedio2024gotoj1:20241119215400j:image