【MB2024-176】ゆうびんの父(門井慶喜)

 以前、日本経済新聞に連載されていたが、当初は読んでいたものの、途中から読むのを諦めてしまった『ゆうびんの父』。越後出身の上野房五郎改め前島密の一生を記した一冊である。少年時代に少し切手の収集をしていたが、お財布にやさしくたくさん買った1円切手。そのデザインが郵便の父・前島密の顔であった(今でも1円切手が前島密なのかは定かではない)。激動の幕末期に薩長出身ではない房五郎が勉学に励み、前島家に養子入りし、郵便の父となる。門井慶喜は偉人の物語を上手に伝えあげてくれて、さすがである。

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