【MB2024-205】国家の命運は金融にあり(下)(板谷敏彦)

 『国家の命運は金融にあり〜高橋是清の生涯』。やっと下巻も読破した。金融恐慌から是清が凶刃に倒れる2.26事件までを描いた下巻。日銀総裁、大蔵大臣、総理大臣を務めた後、80歳で5回目の大蔵大臣に就任する是清。世の流れに抗って金融のみならず政治の世界でも命懸けで取り組む是清の姿勢に感銘を受ける。是清の奮闘虚しく、陸軍の暴走とそれを制止できなかったマスコミや国民が悲惨な大戦を招いたことを痛感させられる。現代は是清の望む日本となっているだろうか。ダルマさんの残した功績は計り知れない。

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