【MB2024-199】体内時計の科学(ラッセル・フォスター)

 睡眠は重要である。これは自明である。十分に寝ているつもりでも日中眠くなる。そんな現象を解説してくれる『体内時計の科学』。米航空宇宙局(NASA)の有人火星飛行計画メンバーも務めているという時間生物学が専門の著者。眠りや日常生活に対する多くの知見が得られ、睡眠に関することはもちろんだが、カフェイン摂取、運動、食事、服薬など幅広い項目について、SCRDという睡眠と概日レベルの混乱との関連を詳細に展開する。今世紀に入り急速に発展する眠りに関する科学的知見を学ぶのに有効な一冊である。

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