【MB2024-163】虎の血(村瀬秀信)

 12球団で一番大変だと言われている阪神タイガースの監督。現在の岡田監督で35人目とのことで、他球団よりも突出して多い人数。野球好きな自分が最初に記憶に残っている阪神の監督は安藤統男。1985年の優勝の土台を築いたとされている。そんな阪神の第8代監督を務めたのがこの本の主役である岸一郎。プロ野球経験のない還暦な老兵の突然の監督登場。野球理論はしっかりしていたようだが、コーチ陣や選手がついていかず、33試合で退陣。戦後間もない頃の忘れられた人物をよくここまで書き連ねたものである。

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