【MB2025-235】はじめての圏論(加藤文元)

 圏論は1940年代、アイレンベルグとマックレーンにより、急速に発展する数学諸分野の類似性や関係性を捉えるため、代数トポロジーホモロジーを記述する道具として生まれた。分野横断的な視点で構造そのものを扱う点が特徴で、戦後数学の統一的基礎を求める動きがあった。高い抽象性と普遍性を持ち、現在では数学を超えて数理科学の共通言語として用いられている。一方で難解さから初学者には距離がある分野でもある。『はじめての圏論』は、本質をやさしく解説する入門書であるが、それでも自分には難しかった。

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