2025-03-30 【MB2025-062】淀川長治(北村洋) 「では、また来週お会いしましょうね。サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ!」という決まり台詞。そう、「日曜洋画劇場」のエンディング。懐かしい映画批評家の一生を綴った『淀川長治』。「テレビ局にもぐり込んだ映画スパイ」と自らを呼んでいたが、洋画に対する情熱は半端ない。その一方で、日本映画に対する厳しい評価も忘れない。重層的で多面的で何よりも人間的であった巨匠。自らの限界と対峙し、世の中の変革と向上を目指す人生を送った。最近はほとんど映画を観ていないが、観ないのは淀川長治先生に失礼である。