2025-03-02 【MB2025-039】歴史を複眼で見る(平川祐弘) 『歴史を複眼で見る』。比較文学史家である平川祐弘の論壇の数々に「複眼で見ることの重要さ」への理解が深まる。例えば、「文化的無国籍者だけでなく、世界に通用する日本人を育てる事は、国防上からも大切。そんな日本と外国に日本の足をおろして活躍できる人を育てることこそが、教養教育の王道で、複眼の士を養成することが大学の任務だろう。これから先は主専攻とともに副専攻を自覚させることが肝心だ。」などは共感できる。著者が説く「五箇条の御誓文」の復活は大袈裟だが、このような捉え方は大事にしたい。