【MB2025-014】スバらしきバス(平田俊子)

 タイトルが洒落ていてすばらしい。それがバスに乗る愉しさを記した『スバらしきバス』。公共の乗り物でありながら、徒歩のような気安さを感じさせるバス。著者は頻繁に日常を脱線するためにバスに乗る。例えば、目的地とはまったく別方向行きのバスが停まっていても、扉が開くと足をバスへ踏み入れてしまうと言うから愉快である。酒好きな人が赤ちょうちんの前を素通りできないのに似ているそうだ。個人的には、東京駅丸の内口から目黒の先に行く東急バスと、品川高輪口から新宿へ行く都バスがお気に入り路線である。

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