2024-08-28 【MB2024-168】チャップリンが見たファシズム(大野裕之) 図書館の新着コーナーで出会った『チャップリンが見たファシズム』。1931年に「街の灯」公開後にアメリカを旅立ち、予定を大幅に超過して約1年半も世界周遊したチャップリンの足跡を綴った一冊。ちょうどファシズムと重なった時期。イギリス、ドイツ、フランスなどで熱狂的な群衆に囲まれつつ、行く先々で政治、社会、文化に対して積極的に向き合い、それが次回作の構想に繋がっていく。後半はアジア周遊。日本来訪ではちょうど5.15事件のタイミングで、この喜劇王も暗殺の対象だったとは驚愕の事実である。