【MB2024-019】政治家 石橋湛山(鈴村裕輔)

 戦前は著名な言論人として東洋経済新報の社長を務めた石橋湛山氏。戦後、1956年の自民党総裁選にて決選投票での2位・3位連合による勝利で本命1位の岸信介を破り首相の座に就いたが、その劇的な勝利よりも病のため在職65日で退陣したことの方が有名である。そんな不運な首相の自由主義者、インフレ財政論者、日中国交正常化の先導役としての後半生を詳述したのが、この「政治家石橋湛山」。あまり知らなかった政治家としての石橋湛山について、首相として健在であったならば日本をどのように導いただろうか。

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